十日目
■勝ち □負け
十両
水戸龍(6勝4敗)○ ― ●琴ノ若(4勝6敗)
立合いお互い右を差し琴ノ若は左をマキカエにいき両差しを狙うが水戸龍はそれをゆるさず押っつけて一気に攻め寄り切って勝負を決める。琴ノ若はあそこでマキカエにいかず我慢しなければ駄目。何か中途半端で自分の相撲のイメージ出来ていないように感じます。イメージすることは大事です。
幕内
阿武咲(5勝5敗)○ ― ●佐田の海(6勝4敗)
立合い阿武咲は頭で当たり一気に前に攻め押し出して勝負を決める。阿武咲は佐田の海になにもさせずいい相撲でした。特に右手がよくのび佐田の海の上体を起こしての一気の攻めは良かったですね。
阿炎(5勝5敗)○ ― ●朝乃山(4勝6敗)
立合い阿炎は両手突きでいき朝乃山は下からあてがい前に攻め阿炎はそのあてがってる手をタイミングよく払って外し引き落として勝負を決める。阿炎の相撲には迷いがないですね。両手で突いて朝乃山の上体を起こし出て来たところをあてがってる手を払ってつっかえを外し引き落とす!流れのあるいい相撲でした。朝乃山は前に攻めるのはいいが上体が起き顎が上がった状態で出ていっては駄目ですね。ちょっと雑でしたね。
北勝富士(7勝3敗)○ ― ●竜電(3勝7敗)
立合い北勝富士は右手を出して頭で当たり突いて攻め竜電は下からあてがい押し上げながら攻め左を差し北勝富士は右から押っつけ左ハズで攻め押し出して勝負を決める。竜電は左を差したら右抱えて左から何度も起こしにいくとか右から押っつけ左をもっと差しにいくとか何かできたはず。ちょっと相撲がおとなしいですね。
明生(2勝8敗)● ― ○高安(8勝2敗)
立合い高安は右に変化をし右で突いて攻め明生は土俵際なんとか残そうとするが高安は左四つに組んで上手を引き寄り切って勝負を決める。明生は高安が変化をするとは思っていなかったでしょう。体の反応が悪かったですね。高安は昨日痛めた肘がだいぶ悪そうですね。
浪乃花 教天(なみのはな かずたか)
1969年3月19日生/青森県出身
1984年(昭和59年)二子山部屋入門
1984年(昭和59年)5月場所 – 初土俵
1990年(平成2年)11月場所 – 新十両
1992年(平成4年)9月場所 – 新入幕
1994年(平成6年)11月場所 -敢闘賞受賞
1995年(平成7年)3月場所 東小結昇進
1997年(平成9年)3月場所 – 引退